動物薬・飼料添加物
食物への安心・安全は、持続可能な開発ゴール時代を迎え、ますます大きな流れとなっております。動物性蛋白でも安心・安全の流れが世界で広がり、2015年5月、WHOが薬剤耐性の恐れから成長促進目的での抗生物質の飼料への使用を制限、又は慎重使用をすることが推奨されました。
そして2017年7月、長く耐性菌ができにくいという事で認められていた硫酸コリスチンがバージニアマイシンとともに日本の飼料添加物リストから削除されました。
この流れは世界各地に広がり、 抗菌性物質に置き換わる新たな物質の探索が加速しています。
当社は、創業前の1980年代より抗生物質、抗菌剤、ビタミン、アミノ酸、ミネラル、そしてエビの嗜好性を高める誘引剤や魚油、脱殻時の免疫を維持する促進剤、水産飼料用のバインダー等、新たな素材を広く輸出してきた経験があり、1990年代よりは薬剤に替わるプレオリゴ糖 (バイオティクス) や生菌剤 (プロバイオティクス)、酸味剤などを、豚、鶏、ブラックタイガー、ウナギや魚等、フィールド試験を通じて、処方サポートを含めた現場力と需要創造力を蓄積してきました。
創業直前の1995年には、何処よりも早く、生菌剤でなく、熱処理をした死菌体末を、全くのゼロから商業ベースでアジアに輸出できるまで需要創造を致しました。今でいうバイオジェニクスの経験は、この時より蓄積しております。
そして今、畜水産分野は経済性以上に「安心・安全」が求められ、持続可能な新たな素材探索が求められております。当社は、これらの経験と豊富なサプライソースを活かし、持続可能な畜水産業をサポートできるよう、新たな素材でサポーいたします。
*詳細カタログは現在、準備中です。