Katchem Ltd. - チェコ共和国 - ~ 水素化ホウ素化合物 / デカボラン ~
Katchemとは
プラハにあるチェコ科学アカデミーの無機化学研究所出身の名の科学者によって、1990年にラボ・製造工場が設立されました。現在では、チェコ科学アカデミーに所属する科学者13名を中心に、デカボラン、カルボラン化合物から、標識された水素化ホウ素化合物まで、特殊なホウ素化合物の開発・製造を行っております。
現在までに、電子材料(半導体)、医薬分野を中心に、欧州及び日本、米国への販売を行っており、この分野で、世界をリードする企業の一つです。
Katchem の得意分野
- 電子材料及び医薬品用途への水素化ホウ素化合物の開発・製造
- デカボラン、カルボラン誘導体
- ボラジンの製造
- ジメチルアミンボラン化合物の開発・製造
- ホウ素中性子捕捉療法用化合物の開発・製造及び用途開発 (Na10BD4, 7Li11BH4, 10B10H14)
デカボランの用途
過去
1962年にジボラン(B2H6)の熱分解によって合成され、旧ソ連時代には、ロケット燃料添加剤として、多くの旧東欧諸国で生産- ロケット燃料添加剤
- 重合開始剤
近年
半導体、医薬分野で新しい用途開発が進む- 半導体
- 毒性、爆発性が非常に高いジボランに代わる炭素を含まない、半導体へのボロン膜コーティング原料(ボロニゼーション法)
- 半導体へのホウ素注入原料(デカボランイオン注入法)
- アンモニア存在下、Ni 薄片上または Cu 薄片上への窒化ホウ素の化学蒸着
- 水素化ホウ素化合物を用いたポリアミド用触媒開発
- 医薬
- ホウ素中性子捕捉療法(Boron Neutron Capture Therapy(BNCT))
- 癌治療用 10B 同位体濃縮ホウ素化合物の開発・製造
- 立体選択的な触媒的水素化反応の触媒
- 位置選択的遷移金属触媒の原料
デカボラン化合物 開発サポート
国立科学アカデミーの専門家によるフルサポート
- デカボラン誘導体の誘導体開発・合成検討が可能
- ジボラン(同じ水素化ホウ素化合物)誘導体の開発・合成検討も可能
分野
- 半導体原料
- 医薬品原料